2020年3月4日

昼のお仕事から夜のお仕事へ

彼女は19才。現在は昼に販売の仕事をしているそうな。夜のお仕事をしたい。それが彼女の本心のようです。金銭的に切羽詰まった状況でもないみたいですけどね。どうやら単純に夜の世界に対する憧れがあるようです。

同級生の友達たちが次々と夜のススキノへと参入しているみたいなんですよね。そんな話を聞き、さらに憧れが強くなっているのでしょう。

客観的に見て、彼女は美人さんだと言えるでしょう。きっと、夜のお店では人気者になるに違いがありません。若さもあってチヤホヤされる「最強無敵モード」に入ることは間違いありません(笑)

しかし、私のような大人からすれば、一瞬にして色んなことが頭をよぎります。華やかな表の顔をしたススキノ。しかし、その裏には欲望まみれのススキノが存在します。

あんな失敗やこんな失敗
あんな嫌なことやこんな嫌なこと

色んな人から色んな話を聞いてきました。

「あのね、君ね。夜の世界ってのは君が考えているほど…」

例え私がそれらすべてを語ったとして、彼女にとってはまったくの雑音に過ぎません。

「嫌なことや大変なこともある」

今の彼女には、この程度の言葉しか伝わりません。しかし、このサラリと述べた言葉の中にはとてもとても重い意味が含まれているんですけどね。

「彼とはすれ違いが多くなる」

同じことが彼氏との関係性の中にも言えます。彼女が夜のススキノで働くと確実に彼とは別れることになります。彼はとてもヤキモチ焼きで独占欲の強い人種でした。そんな彼が毎日の不安や嫉妬に耐えられるであろうはずがありません。

「結婚はまだ早い」

19才の彼女にしてみれば彼との結婚よりも自由な恋愛を選ぶことでしょう。

(なんかほぼほぼ高確率でこんな感じになっていくんだろうな…)

そんな彼女の未来予想図が私の頭に浮かんできます。しかし、それを告げることに何の意味があるのでしょうか?私の価値観と彼女の価値観が異なる場合がある以上、そんな未来予想図は「大きなお世話」に過ぎません。

私が不幸と思っていることも彼女にとっては幸せなことなのかも知れないし、その逆もまた然りですからね。

私はお客さんに対して説教をするつもりはありません。

「先生、今日は説教してください」

とお客さんが望まない限りはね(笑)

若さゆえの無知。しかし、世間知らずであるが故に進めることもあります。人生にはたくさんの落とし穴が存在します。浅い落とし穴から地雷級の落とし穴まで千差万別です。

「きっと落とし穴はあるんだろうな…」

彼女は漠然と落とし穴の存在には気付いているものの、具体的にどんな落とし穴なのかすらわかっておりません。それが若さゆえの無知と言うことです。

私は風俗を初め、夜の世界で働く人たちに対して偏見はありません。なので19才の女の子が夜の世界に行きたいと言っても反対することはありません。

若者が色んなことにチャレンジしていく。とても素晴らしいことだと思います。そして、いつか彼女が落とし穴に落ちた時、カバラットのことを思い出してくれたら嬉しいです。その時こそ、本当の意味での私の出番なのでしょうからね。