2020年1月8日

王様の耳はロバの耳

王様は大きな帽子をかぶって生活していました。なぜなら、その耳はロバの耳だったからです。この秘密は誰も知りません。たった一人、王様の髪を切る理容師だけを除いては…

ある日、理容師は病気になってしまいます。王様の耳のことは誰にも言ってはいけない。この王様の命令によるストレスが病気の原因でした。

「秘密を誰かに打ち明けることであなたの病気は治ります」

医者にそう言われた理容師。ある日、一人で森の中へ。誰もいない森の中で井戸を見つけました。

「ここなら誰にも聞かれずに思いっきり口にできる!」

理容師は井戸に向かって大声で叫びました。「王様の耳はロバの耳!」

何度も何度も叫ぶ理容師。今まで隠していたことを吐き出せてとてもスッキリ。しかし、この井戸が国中につながっていることを理容師は知りませんでした。なんと王様の秘密が井戸を通じて国中に広まってしまったのです。

「王様の耳はロバの耳!」

国民に自分の秘密が知られてしまった王様。帽子を脱ぎ棄て自分の耳をみんなに見せました。

「このように私の耳はロバの耳である」

王様がこの理容師を罰することはありませんでした。むしろ、自分が帽子を脱ぐきっかけを作ってくれたことに感謝をしたのです。さらに国民に本当のことを告げた王様に国民はさらなる信頼を寄せました。

カバラット的には

占い師という職業は色んな相談を受けます。当然、守秘義務というものが発生し、それらの情報は占い師の胸の内に秘める必要があります。

「〇〇の奥さんって不倫していてさ」

鑑定の際に知り得た情報をベラベラ喋る訳にもいきません。これは講習生にも当てはまります。練習とはいえ、そこで知り得た情報を他人に告げることは絶対にあってはいけません。カバラットに関係する占い師や講習生にはこれらを徹底させていこうと思っています。

今回、なぜ故に「王様の耳はロバの耳」を題材にしたのかと言うと、まさに今、私はこの状態だからなんです(笑)

言いたいけど言えないもどかしさ。しかし、私が公表したいことは鑑定で知り得た個人情報や企業秘密であったりではありません。

今、私の頭の中は200%新規事業のことだらけです。これらのことについて言いたいのだけど言えない状況。いつか正式に言える日が来るとは思いますが、毎日、誰かに言いたくて言いたくて仕方がありません。元々、私はお喋りな人間ですからね(笑)

そりゃ、身近な人間には相談なり報告なりをしていますよ。なので、この理容師のようにお心病みになることはありませんけどね。

言いたいけど言えないもどかしさ。ストレスから逃れるために誰かに伝えることは必要でしょう。しかし、話はどこから漏れるかわかりません。今の時代、ネットという井戸を通じ、あっという間に世界に広まってしまいますからね。

誰にも知られたくない自分だけの秘密。それをひたすら隠して生きている人もいることでしょう。しかし、そんな秘密を誰かに知られ、あなたが絶望した時、あなたはそのバラした人を許すことができるでしょうか?

「この王様、器デカくない?」

って私は思ってしまいますけどね。自分がこの王様だったら…

この理容師はやっぱ許せんかも…
小っちゃ(笑)