2019年9月18日

間違って足場を組んでしまったそうな

とある住宅街の一軒家。同じ町内に同じ名前の家があったようです。何の工事をするのかはわかりませんが、そのために家全体に足場を組む必要があったみたい。作業が終了し、翌日、間違った家に足場を組んでしまったことが発覚したそうな。たまたま、その家の住民が留守にしていたみたいなんですよね。しかし、その日の晩にそこの住人が帰ってきて大騒ぎ。そりゃ、大騒ぎしますわな。自分の家が足場で囲まれているわけですからね(笑)警察にも連絡が行ったようです。

翌日、本来かけるはずだった場所から連絡があり事態が発覚。慌てて、間違ってかけた家に菓子折りを持って行き、深くお詫びをしたようです。警察にも行って事情を話したようですけどね。本来ならここで一件落着ってなるはずなんです。しかし、ここから話が複雑になっていきます。そこの奥さんが言ったそうな。

「で、どうするの?」

どうするもこうするも話が終わっているんですけどね。

「不法侵入だから3年以下の懲役か10万円以下の罰金って知っている?」

わちゃ~、なまらめんどくさい奴に捕まったわ!「司法書士か弁護士に聞いてごらん」この奥さんがお金を要求しているのは明白です。多少のお金で解決できるなら支払ってしまおうかなとも思ったそうな。

「いくらお支払いすれば良いんでしょうか?」

「そんなこと私から言えません」

なんと狡猾な手口ですよね。恐喝や脅迫にならないように、あくまでも迷惑料としてあんた側から支払っておいで!ってことです。怖いですよね。明らかにゆすり、たかりの世界ですから。この社長さんは弁護士の所に行ったそうな。

「全く支払うことはありません」

そう言われたそうです。例えば、何かしらの損害が被っていたとすれば話は別です。物を壊したとかこちらの過失があれば支払い義務は発生しますけどね。その話をその奥さんにしたそうな。すると「わかりました。それではこちらにも考えがあります」とのこと。いやいや、なまら怖いわ。報復に出ようとしているのは間違いないでしょうからね。どんな手を使うのかは定かではありませんけどね。

しかし、法的に訴えるというのは意味がないような気がします。弁護士さんも払う必要がないって言っていますからね。このまま裁判になっても費用だけがかかりお金をもらえないパターンになってしまいますから。そんなお話でした。

にしても、そもそも、そんなことが現実に起こるのか?って私はびっくりでした。「間違った家に足場をかける」ってことです。そんなゆすりやたかりの人種はたくさんいますからね。そんなに驚くことはありません。

「何十年もこの仕事をしてきたけど、間違った場所に足場を組んだことは初めてのことです」

ですよね。そんなことがあるんですね。今年は最悪な年であることは伝えてありました。そして、さらに9月が最悪な月となっていたんです。つまり、9年に一度の最悪な年の最悪な月だったってことです。そんなあり得ないような話が起こってしますんですよね。で、この話に対する私のアドバイスはこうでした。

「正式に訴えてもらいなさい」

つまり、裁判になって正式に支払い義務が発生すれば支払いますよと。しかし、個人的に示談という形で話は進めない方がいい。むしろ、一度でもお金を支払ってしまうとさらに要求されるということを伝えました。ここは毅然とした態度で公の場に話を移行した方が得策です。ほとんどのたかりの場合は何も実行に移しません。

昔、私が商品開発部にいた時、お客様から商品内容に関するお問い合わせの電話を受けていたことがありました。単純に商品に関することであれば良かったんですけどね。いわゆるクレームを言ってくるお客様もいたんです。PL法(製造物責任法)というのがありまして、世の中的にはかなり消費者を守る感じの内容になっているんです。でも、そんな法律があるもんだから無茶を言って来る人も現れるんですよね。

例えば、食品の中に針金が入っていた!なんて場合は即アウトです。さらにそれを食べた消費者が口の中を切ったとか誤飲して喉を傷つけた!なんてなったら200%起業側の責任となります。しかし「みそ、しお、しょうゆ」の商品のうち、「みそ、しお、しお」と間違って入っていた!なんて場合はそんなに大きな問題になりません。勿論、正規の商品を早急に手配するんですけどね。しかし、中には出てくるんですよ。

「で、どうするの?」

って人達が(笑)私が過去に受けた中では「100万でいいよ」という方がいました。「みそ、しお、しお」の間違いで100万円の迷惑料?慰謝料?を支払う義務がどこに発生するのでしょうかね?(笑)

「それではうちの担当弁護士と相談しまして、改めてご連絡させてもらいますので、お客様のお名前とご住所と電話番号をお知らせ願います」

大体、こう言うと、話が終了となります。中にはブチッと電話を切ったお客様もいました。「払うもんは払う」という姿勢さえ保っておけば問題はないんです。しかし、「払うもんだけど払いたくない」とか「払うもんじゃないけど払って話をまとめたい」となると話が違ってきますからね。毅然とした態度でことに当たるべきでしょう。

ってか、ここら辺の話は占いじゃないんですけどね(笑)