2019年9月17日

タイプ3、タイプ6、タイプ7の組み合わせってさ…

とある店舗。オープニングスタッフとしてこの3名が同時に採用されたそうな。もし、カバラットで同じようなことがあったら、絶対にこの組み合わせでは採用しません。話を聞くと「チームワーク」を重視しているよう。私からすれば「絶対に無理…」って話なんですけどね。

そもそもタイプ3とタイプ7は天敵同士です。のーてんきなタイプ3を緻密な計算をするタイプ7は許せません。またタイプ3も嫌味を言うタイプ7のことを許せません。

さらにタイプ6とタイプ7は準天敵メンバー。気を使うタイプ6は自分勝手なタイプ7のことを許せません。ラーメン、ラーメン、ラーメンとみんながラーメンを希望するなら例えカレーを食べに行きたかったとしてもそこはラーメンと言うのがタイプ6です。

しかし、タイプ7は「あっ、俺、カレー食べに行ってくるから」と一人で離脱してしまいます。そんなことをタイプ6は許せませんからね。「なぜ、お前はみんなに合わせることができないんだ!」ってね(笑)

これはどのタイプが優秀でどのタイプが無能かって問題ではありません。フォーク、スプーン、ナイフ、お箸、レンゲなどを集めて、どの道具が一番優秀か?なんて議論にはなりませんからね。適材適所、さらにナイフとフォークなどどの組み合わせが良いのかって話ですからね。つまり、その会社や集団では何を求めているのかによって集める人材が変わるってことです。

果物ナイフ、包丁、出刃包丁と集めた場合、ひたすら「切る」ってことを目的としているんだなってことがわかりますよね。しかし、「切る」こと以外の能力は極めて低いです。何を目的として誰を集めてくるのか?これが人事という仕事です。

で、話を戻すと、タイプ3、タイプ6、タイプ7ではその方向性が見えません。しかも「チームワーク重視」という目的から大きく外れています。チームワーク重視であるのならばタイプ3やタイプ7は外し、タイプ2、タイプ4、タイプ6あたりを入れるべきでしょう。しかも、多くの採用担当者が間違いを犯しています。

「自分の印象で合否を決めている」

ってことです。「この人は感じが良かったから」とか「この人とは気軽に喋れたから」とかです。いやいやいや、それはあなたの主観ですよね?採用後、あなたはその人と働くんですか?その人は現場に送り込まれるんじゃないですか?だったら、現場の人間と合う人種を採用した方が良いですよね?

これは社長さんがやらかすパターンなんですよね。自分の秘書みたいな人を雇うならそれで良いんですけどね。結局は社長にとって居心地の良い人でも現場の社員からすれば居心地の悪い人ってことが起こってしまいます。

だから、「一緒に働く人との相性」が第一優先されるべきってことです。

しかし、多くの会社では現場の意見は聞きません。仮に聞いたとしても現場の責任者の意見しか聞きません。それじゃ、ダメなんです。実際に現場を取り仕切っているボス猿の意見を聞かないと意味がありませんからね。

元々持って生まれた人間の能力なんて大差はありません。銀のスプーンだって銀のナイフだってそもそもは同じ材料から作られています。ましてや、ここは日本です。小中高と教育を受けて大人になっている国民ですからね。能力ベースでの採用よりも相性ベースの採用の方がずっと価値が高いと私は思っています。ちなみにですが、一応、私も経営者の端くれとしてですね、こう思う訳ですよ。

「経験者よりも未経験者を採用する」

ってね。つまり、会社にとって必要な人材ってのはその会社に適した人間ってことになるんです。その仕事ができるか出来ないかではないんですよね。大体、私が見てきたパターンだとどんなに仕事が出来ない人でも半年後にはできるようになっているんですよね。そりゃ、半年もかかるんかい!ってなりますけどね(笑)

でも、誰しも入ってきた時は出来なくても当たり前ですから。そこに変な知識や経験はない方が良いんです。なぜなら?「前の会社ではこうやっていましたけど」いやいやいや、ここは前の会社じゃないし。うちのやり方でやってもらわないと困りますから!って展開になるんです。だったら、黙って素直に「はい、わかりました」って言う人の方がスムーズにいきますからね。

なので「前職の経験を活かして…」って言葉は私にとってはマイナスになるってことですね(笑)むしろ、「私、中卒で…」とか「私、転職を30回ほどしておりまして…」とか「私、借金まみれで…」とか言う人の方が断然採用したくなります。ドツボにはまった経験のある人間は深みが違う。そういう人を採用したいと思いますからね。でも、何より私のスピードについてこれる人かな…