2020年2月24日

私しかいない

35才の女性。二年前、生まれて初めて彼氏ができました。バラ色の人生。人を好きになる喜びを生まれて初めて知ったのです。しかし、そんな幸せも束の間、やがて彼氏に付きまとわれることに。挙句の果てには首を絞められて警察を呼ぶことになってしまう。そんな彼から逃げる生活をしているそうな。

ドメスティックバイオレンス
通称DV

彼は子供の頃に両親が離婚し、継母にはイジメられ、父親には暴力を振るわれて育ったそうな。

逃げては追いかけてきた彼を受け入れる。そんなことを繰り返し、全国を転々として暮らしてきたようです。

「彼を救えるのは私しかいない」
「私が愛情を注げばきっと彼は変わってくれる」

彼女は泣きながら言いました。初めての彼氏。しかも33才で生まれて初めてできた彼氏です。情も執着もあることでしょう。良い思い出だってたくさんあったでしょうからね。

しかし、この彼氏にまともな話し合いは不可能です。どんなにあなたが愛しても相手はあなたの首を絞める人なんです。ここで注意しなければならないのが、この手の暴力は段々とエスカレートしていくということです。ケガぐらいから重症へと進み、やがては本当に殺されてしまうレベルにまで発展していきます。物理的な距離を置くということが必要となってきます。

ベストな形としてはこの彼氏と絶縁し、ある日突然、夜逃げをして彼の前から姿を消してしまうことです。勿論、スマホも変えてしまい彼とは二度と連絡が取れない状態にしてしまうべきでしょう。

しかし、表向きにそのようなことをしてもまた同じことが繰り返されてしまいます。なぜなら彼女は追いかけてきた彼氏をまた受け入れてしまうからです。

「彼を救えるのは私しかいない」

彼への愛情と同情が混同しているんです。幼少期に受けた心の傷を理解してあげるのはとても重要なことだと思います。しかし、過去は過去なんです。今の彼に着目すべきでしょう。

今の彼はどんな人?

「あなたの首を絞める人」

それが答えです。