「先生、浮気を勧めるようなアドバイスって良いんでしょうか?」2019年6月17日

占い師の倫理観

タロット講習生と話をしていました。彼女は上級コースを受講中ですが、既にプロデビューをしていますので立派なプロのタロット占い師さんです。

「先生、浮気を勧めるようなアドバイスって良いんでしょうか?」

徐々に鑑定数が多くなると、色んなパターンの相談に応じることになります。

なるほど、そんなことを疑問に思うようになったんだね…

彼女の成長がこの質問からうかがえます。

法律的に違法とされるものは全部アウトに決まっています。

「お金がないなら銀行強盗でもしてくれば良いんじゃないかな?」

そんなアドバイスはあり得ませんよね(笑)

しかし、違法ではないものの倫理的に宜しくない場合があります。

よくあるのが「浮気問題」です。

これはその占い師の倫理観の問題となってきます。

「旦那も浮気しているんだから、あなたも少しぐらい遊んだらどう?」

ここでいう「遊ぶ」というのは男の友達と一緒に食事に行ったり飲みに行ったりってこと。友達のラインを保ったままでの遊びなら、これは特に問題ないアドバイスと言えるでしょう。

しかし、「浮気」という意味での遊びであれば、これは問題になります。

気構えの一環として、「もっと気楽に異性と接してごらん」なのか、「目には目を浮気には浮気を」的な意味なのかでセーフ、アウトとなるってことですね。

占い師そのものがしっかりとした考えを持つ必要があるってことですね。

浮気は絶対にNG!

そう思っている占い師さんがいたとします。それはその人の考え方ですから、何も問題はありません。

しかし、自分は絶対にNG!としながらも、世の中の浮気の存在を認める必要があります。

その上でアドバイスをしていかねばなりません。

得てして、自分と異なる考え方の人種は受け入れたくないものです。

偏ったアドバイスになってしまってはいけませんからね。

「彼は奥さんと別れますか?私は待っていても良いんですか?」

現実的に、このような相談は多いです。

しかし、これも私からすればアウト!なんです。

彼と奥さんの離婚の上に成り立つ幸せ。

人の不幸を願うような生き方が正しいとは思えません。

「彼に振り向いてもらうために、どのような自分磨きをすればよいでしょうか?」

これが正しい生き方。

「先生、私はいつまで生きますか?」

「先生、私はいつ死にますか?」

こんな質問も多いです。

「ごめんなさいね。死期については占わないんです」

色んな相談があります。しかし、しっかりとした自分の人生観みたいなものがあれば、それらに対応することができます。

占いをするだけが占い師の仕事ではありません。

占いという武器を使って、人々の役に立っていく。

それが占い師の本当の仕事です。