2019年3月2日

麻生で財布を拾いました。

小型の折り畳み式財布。

女性もの?

一応、中身を確認しました。

1万円と小銭!

私は貧乏人ですけどね。さすがにネコババはしませんよ(笑)

ちゃんと持ち主に戻そうとさらに中身を確認しました。

う~ん、免許証の類は入っていないな…

せめて連絡先がわかるものが入っていれば良かったんですけどね。

麻生交番に届けようかとも思いましたが時間がなかったんです。

道に捨てていくわけにもいかず、そのまま大通のお店まで持って来ました。

お店に着いてからさらに財布を物色すると、レシートや銀行の利用明細などが出てきました。

「こ、これは…」

残高560万円!

す、スゲェ…

こんなに大金を持っている人ですからね。

財布の中にある一万円なんてたいしたことない金額なのかも…

560枚あるうちの1枚なんて無くなっても問題ないんじゃない?

はっ!いけない、いけない!

悪魔のささやき!

ネコババはいけません。

さらにカード類を調べてみました。

すると、ポイントカードのひとつに女性の名前が書かれていました。

これで名前は判明!

しかし、連絡先がわかりません。

さらに調べてみると、今度は男性の名前が書かれた名刺が出てきました。

彼氏さんかな?

瞬間的に、マイナスな可能性が頭に浮かんできました。

この名刺の男性が落とし主さんの知り合いだったとすれば話は早いでしょう。

しかし、たまたま一度会っただけの人だったり、そんなに親しくない関係だった場合、面倒なことに発展することに気付きました。

財布を落としたという個人情報が漏れる訳です。

なまら、めんどいわ…

そんなことに巻き込まれてしまうわけ?

やっぱ、麻生交番に届けるべきだった?

しかし、すでに大通まで財布を持って来てしまっていますからね。

う~ん…

どうしよう?

名前が書かれたポイントカードのお店に電話する?

会社を通すと複雑な手続きとか必要になるよね…

ここは名刺の男性にそれとなく電話をしてみるか!

「もしもし、〇〇さんのお電話でしょうか?」

「はい、〇〇ですけど」

「私は札幌に住んでいる岡田昌敏と申します。〇〇さんという方をご存知でしょうか?」

「はい、知っていますけど…」

ほっ!良かった!

「実は、〇〇さんの財布を拾いまして…」

私の連絡先を教え、落とし主さんにお伝えしてもらうよう言伝願いました。

しばらくして、落とし主さんから電話がありました。

電話の主は可愛い女性の声。きっと若い人に違いありません。

占いの館カバラット丸大ビル5Fまで取りに来てくれることになりました。

「何か好きなものはありますか?」

彼女は何か手土産?お礼の品?を買おうとしたんでしょうね。

「何もいらないから、手ぶらでおいでね」

そう言って電話を切りました。

ちょっと待てよ!彼女は560枚持っているんだよな。

「とらやのようかん」ぐらいはおねだりしてもバチは当たらないんじゃないの?

なんてことは思いませんでした(笑)

しばらくして、可愛い女の子が店に入ってきました。

見た所、20代前半の女性。

彼女は私のデスクの上に置かれた財布を一目見て、

「それです!」

と言いました。

中身を確認してもらいました。

「おじさん、10万入っていたんですけど9万ネコババしました?」

とは言われませんでした(笑)

とにかく無事に持ち主の下へ財布が戻って良かったです。

帰り際、彼女はカバンの中からお菓子を取り出し、私にくれました。

200円ぐらいのお菓子。

きっと、自分のおやつ用に持っていたのでしょう。

なんか微笑ましい感じ。

彼女なりの気持ちだったんでしょう。

それは遠慮なく頂きました。

これは私の自己満足かも知れませんけどね。

こうして、誰かの役に立てたことはとても嬉しいです。

にしてもさ…

あの子の年齢で560枚も持っているの?

どんなお金なんだ…

なまら気になる…

今日もなつみ先生がブースを利用してくれました。

朝10:00からの利用。

なつみ先生は自分の価格表を作ってきました。

ドアの入口に私となつみ先生の価格表が並んでいます。

「なんか、占いの館っぽくなってきてんじゃない?」

とてもいい感じです。

すると、時間をあけて4人のお客様が一人ずつ入ってきました。

全員、ご新規フリーのお客様。

土曜日の昼は良いのかも…

「なつみ先生でお願いします」

「はい、あちらです」

「なつみ先生でお願いします」

「はい、あちらです」

「なつみ先生でお願いします」

「はい、あちらです」

「なつみ先生でお願いします」

「はい、あちらです」

なんと、全員がなつみ先生を選びました。

私が怪しい占い師だから選ばれなかったの?(笑)

その可能性も否定しませんけどね(笑)

しかし、その理由は別にあると思っています。

なつみ先生は10分1000円と書いています。

一方で私は10分2000円と書いています。

お客様とすれば、初めての場合は安い方を選ぼうとするものです。

結局は延長をするから、1000円以上の売上になるんですけどね。

で、なつみ先生のおこぼれ?(笑)を頂き、お一人が私の鑑定も受けてくれることに!

これも相乗効果です。

一人で喫茶店で鑑定していた場合には絶対に得る事のできない売上です。

しかし、お客さんがなつみ先生に流れ、私の売上が減っていきます。

一人でやっていれば、全部を私が鑑定することになりますからね。

そうすれば、全てが私の売上となります。

しかし、私はこれで良いと思っています。

「鑑定士が潤う環境づくり」

まずはお客様が満足。

その次に鑑定士が満足。

その次に私が満足。

この順番は守らなければなりません。

「大通のカバラットに行けばお客さんが来る!」

これが定説となれば、皆さん、こぞってブースを借りることになるでしょう。

私は10分2000円を変えるつもりはありません。

例え、それでお客様が他の鑑定士さんに流れてしまったとしても。

むしろ、私の10分2000円があることで他の鑑定士さんの価格が目立つのであれば、それで構いませんから。

「とても当たっていました。また来ます」

お客様たちから言われました。

皆さん、なつみ先生の鑑定に満足されて帰っていかれたようです。

これで良いんです。

しかし、今日の出来事で色んな問題点が見えてきました。

「何曜日のどの時間帯にお客様が入るのか?」

まだまだ、カバラットは知名度が低いです。

大通にある丸大ビルは立地は良いですが、ここにカバラットが入っているということを宣伝するにはまだまだ時間がかかります。

たくさんお金を持っていれば、広告宣伝費を一気にかけるんですけどね。

弱小カバラットでは、ビル前でビラ配りぐらいしか出来ません(泣)

看板頼みの部分が大きく、人通りはそれの曜日と時間帯によって大きく異なるってことです。

それと価格競争の問題が生じます。

私と鑑定士さんの間では価格競争は起きません。

なぜなら私は10分2000円と相場よりも高く金額設定をしているからです。

しかし、私以外の鑑定士さん同士では競争原理が働いてきます。

10分1000円のなつみ先生に対して、10分900円にする先生が現れないとも限りません。

そして、ブースを借りる時にその日に入る他の鑑定士さんのことも考慮に入れるようになるんです。

「あの先生借りるんなら、私はやめておきます」

価格競争の結末は資本力の大きい方が勝ちます。

しかし、なかば共倒れ状態に近いもので、勝ち残った方だってダメージを回復させるために長い時間と労力を要することになります。

それは古今東西、様々な分野で実証済みです。

つまり、価格競争をしても意味がないんです。

中身で勝負する方が賢いんですけどね。

鑑定価格については、しばらく様子見をします。

それぞれの鑑定士さんが、それぞれの価格を設定して鑑定をしていく。

大きな問題が起きそうになった時、カバラットが介入する形にしますね。