2019年12月26日

脚本家になりたい

「ネットを見ました」

彼女は初めてカバラットへやってきました。彼女はイラストやマンガを描いている漫画家志望の方です。いくつか作品を見せてもらいました。

「スゲェ、これってプロのレベルじゃないの?」

率直にそう思いました。彼女はアルバイトをしながらプロを目指しているとのこと。ネット上にはたくさんのコミュニティーが存在します。そこで仲間?たちと一緒に作品をアップしているそうな。

昔であればマンガを描き、それを出版社へ持ち込み、自ら売り込みをしなければなりませんでした。もしくは出版社が主催する賞レースで入賞することが近道だったと思われます。しかし、今はネットがあります。関係者の目に留まる可能性がぐーんと高まっています。

しかし、アップしやすいと言うことは逆に埋もれやすいとも言えます。情報が氾濫している状態とも言えるでしょう。

これは我々占い業界にも言えます。自分のHPやブログを作ったは良いものの検索にすら引っかかってこない。そうなると、それは存在していないのと同じことだと言えます。世の中には無数の占い師が存在します。その中でも自分の存在をアピールするにはかなりの努力が必要になるってことですね。

彼女はファンタジーが得意分野だそうな。なんと!ファンタジー!(なんか懐かしいな…)彼女の話を聞きながら昔の自分を思い出していました。実は私もファンタジーものが大好きでそっち系の脚本家を目指していました。

各テレビ局が主催する脚本コンクール。せっせと真面目なドラマ作品を送っていました。なぜならコンクールってファンタジー系はNGなんです(泣)魔法使いのおばあさんが出てきた瞬間に落選決定となりますからね(笑)

残念ながら、そっちで華が咲くことはありませんでした。しかし「物を書く」ということは今後も続けていきたいと思っています。

クリエイティブな人種というのは自らの作品や考えが一番と考えがちです。その分野に対する想いが熱ければ熱いほどより自己主張が強くなります。自分の意見を曲げなくなるんですよね。そうなると、当然ながら衝突する。それがお酒を飲んで話したりすると最悪なんです。

「そもそもファンタジーってさ…」

また、ネット上でもこれらを不用意に語るべきではありません。顔が見えず名前もわからない。そんな人達同士がネットで作品や〇〇論みたいなことを語り始めると危険です。

誰しも自らの方向性というものがあります。それが考え方の違いとなり意見が対立するんです。それは仕方がないことですけどね。出来るだけそんな争いには関わらず、その労力を作品作りに向けて欲しいものです。

私も作品作りをしてきた人間だからこそ彼女の苦労がわかります。将来に対して不安にもなるし、結果が出ないと自分の才能に対して自信がなくなってくるんです。自分より上手い連中なんてそこらじゅうにいますからね。ちなみに私は脚本家を目指す前に小説も書いていました。

ある日、伊坂幸太郎さんという方の作品を読んだんです。彼と私は同じ1971年生まれ。とある一文を読んだ時に私は小説家になることを諦めました。そこにはこんな表現があったんです。

「家庭的な丘」

ショックでした。とってもショックでした。何度も読み返しました。

「丘?丘だよね?HILLの丘だよね?」

私の中に丘を表現するのに「家庭的な」という言葉は全く存在しませんでした。なるほど、家庭的な丘と言われてみれば、

「とても緩やかで温かみがあり滑らかな曲線で構成された丘」

なんてイメージが湧いてきます。

「負けた…」

思いっきり敗北感でした。ってか、そもそも向こうは売れっ子作家さんでこっちはド素人。勝つも負けるもありませんけどね(笑)

皆さんからすれば、たったそれだけのこと?って思うでしょうね。しかし、私にしてみればこれは天地の差ほどある才能の差なんです。

その後、私は脚本を書き始めました。そして今、私は毎日ブログを書いています。で、思う訳ですよ。もし、俺がしこたまお金を持っていたら、自分でドラマなり映画なり作れない?勿論、自分が書いた脚本でね(笑)まったく自己満足の作品になると思いますけどね。道楽と言えばそうなんでしょうから。

好きだから書く。諦めていないから書き続ける。今は脚本作りよりも占い、商売の方が優先順位が高いです。そっちに猪モードになる訳にはいきません。

私は基本的にこのブログを毎日書いています。これは単なる私の日記みたいなものです。今日のこのブログを一度読んだ方が1週間後または1か月後にまた読み返すでしょうか?日記的な話となると一度読めばもう充分です。いわば使い捨てのブログとなっている訳です。

本来、ブログやホームページは「有益な情報」を乗せるべきなんです。例えば、手相についての記事を載せる。手相に興味のある人間は世代を超えてそのページを見にくる。手相の勉強をしている人間なら何度も何度も同じページを見にくる。そういう風な有益な情報を蓄積させていくやり方が正解と言えるでしょう。

私のように使い捨ての記事に対して毎日毎日労力をかけるのは非効率的と言わざるを得ません。しかし、これは続けていくつもりです。これは仕事として書いている他、自分の楽しみでもあり練習でもあり、また息子たちのためでもあるんです。

「こんな膨大な量のブログを読まないといけないの?勘弁してよ、お父さん」

って言われそうですね(笑)わかっていますよ。これはまったくの自己満足なんですから。読んでもらえなくても結構!しかし、いつか息子たちが道に迷った時、何かしらのヒントになることが書かれているかも知れません。そうあって欲しいと思っています。

学生時代、私は3つの目標を立てました。

「社長になること」
「本を出版すること」
「学校を作ること」

開運ランドも作りたいですしね(笑)やりたいことがたくさんありますね!そう遠くないうちに私はオリジナルのタロットカードを作ると思います。HPやSNSに使うイラストなんかも必要になることでしょう。頑張っている若者たちに少しでも仕事をお願いできたら良いと思っています。って、その前にお前が頑張れよ!って話でしたね(笑)はい、頑張ります!

「脚本家になりたい」

今は脚本家になりたいとは思っていません。そもそも昔の私は勘違いをしていました。脚本家になることがゴールになっていたんです。

「脚本を書きたい」

自分の作品を世に出す方法はたくさんあるのです。書き続けることこそが自分が自分であり続けられる。あとは方法論だけの話です。

誰が何を言っても迷うことはありません。あなたの絵はとても素晴らしいですよ。自信を持って書き続けて下さいね。それがあなたがあなたで居続けることに繋がりますからね。